ゴールデンスランバー

毎年この時期になると発表される「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本」でおなじみの本屋大賞、俺はひそかに毎年楽しみにしています。2004年の第一回で大賞をとった「博士の愛した数式」から始まり、2位だった「クライマーズ・ハイ」も読んだな。

今年は伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」が大賞に選ばれました。この著者さん、本屋大賞の5位以内に常に入ってるし、2006年に3位だった「死神の精度」という本が今ちょうど映画化されてますね。

早速、先週末に近所の本屋さんで「ゴールデンスランバー」を仕入れてきました。
内容は、仙台でパレード中の新首相が暗殺され、その容疑者に仕立てられた元宅配ドライバー青柳。すでに以前から周到に準備された罠にどっぷりハマりこんでしまい、今となっては完全に逃げ場がなくなった青柳は第二のオズワルドとなってしまうのか…。

あらゆるところに張り巡らされた伏線がスパパパ~ンと綺麗につながり、話は最後まで一気に突き進んで行きます。ホントすべてが繋がってる感じ。この作家さんの本は読んだ事がなかったのですが、話の進め方が秀逸ですね。読んでいるうちに独特な時間の流れにすっかり乗せられ、一瞬ヒヤッとさせられた後で、「おー!!そ~くるか~」みたいな場面が何度かありました。

最後の「事件から三ヶ月後」の部分は、特に素晴らしい出来なんじゃないかと。

“粋”を感じましたよ。

ちなみに500ページを超える作品なんですが、深夜に2日で読み切ってしまいました…
寝不足要注意な本です。

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