カテゴリー : MOVIE

クルーエル・インテンションズ

また見てしまった。
今度は日本語吹き替え版で。
この映画のなかで俺が好きなのは、ラストの一連のシーンの中で金髪をなびかせながら、コンバーチブルを運転する女の子のシーンです。

ラストサムライをDVDで

見直してみたんです。
そうしたらトムの乗った馬がエキストラに蹴りを入れているシーンがありました。

本編1時間53分59秒のシーン。最後大詰めの合戦に突入する前に大村とバグリー大佐にオールグレンと勝元が顔合わせをするシーンがあり、その後に勝元とオールグレンが見方の陣営の中に颯爽と馬にまたがり帰ってきて・・・。

口をとってもらって下馬のところで馬上のオールグレンが身を屈めた時、乗っていた栗毛の馬が前掻きを始めます。そして次の瞬間・・・、栗毛馬の鋭い左後肢キックが馬の真横で並んでいたエキストラの股間めがけて飛んでいます。ヒットしているのかはハッキリとは分かりませんが、当のエキストラさんは股間を守るために腰がひけながら、後ろに飛びのいてます。そのおかげで周りのエキストラ達が一瞬ひるんでいますね。

トム様が下馬する時に、慣れない甲冑が馬のお腹に当たっていたんでしょうか?それとも単に馬の機嫌が悪かったのでしょうか?キックが当たっていたのなら彼は痛かっただろうなぁ。回し蹴りじゃなかっただけマシか?

60セカンズ

車泥棒から足を洗って今は子供相手にカート競技を教えて生計を立てているメンフィス・レインズの元に昔の仲間がやってきた。仲間の話によるとメンフィスの弟のキップが、街を牛耳る巨大組織のボスであるカリートリーから受けた"仕事"をミスしたらしい。そのミスを補う為、カリートリーは代わりにメンフィスに車を盗むように迫る。しかもカリートリーの作ったリストにある高級車ばかり"50台"。もしも期限までに盗めなかったら、弟の命はない。
そこで昔の仲間を集めて再び伝説のメンフィス・レインズが一夜限りの大仕事を計画する。

コヨーテ・アグリー(Coyote Ugly)、アルマゲドン(Armageddon)、フラッシュダンス(Flashdance)のJerry Bruckheimer製作、ワイルド・アット・ハート(Wild at Heart)、フェイス/オフ(Face/Off)、スネーク・アイズ(Snake Eyes)のNicolas Cage主演の映画。セクシーなノーブラT-Shirts姿のAngelina Jolieも出ていますよ。この人の唇は好き嫌いがはっきり分かれるのでしょうが、俺は激しく大好きです。

それより俺は車が好きなので楽しく観れました。ベンツやらBMWやらポルシェやらが薄暗い中で、ゆるいライトが当ててあるのでやたらと綺麗に見えます。普段では綺麗に磨き上げた車を薄暗い地下駐車場に止めたときにこんな感じに見えます。
この映画に出てくるイモビライザーとかって国産の高級車や日産スカイラインGT-Rとかにもついていますが、今となれば簡単に解除することが出来るんですよね、たしか。
劇中でメンフィス・レインズが伝説の一角獣ユニコーンと呼ぶ67年型SHELBY-MUSTANGS GT500(彼らの暗号名エレノア)がすごくかっちょイイ。FORDのMUSTANGSをSHELBYが仕上げたものらしい。一回でもいいからこのぐらいの馬力のある車で砂漠のフリーウェイをぶっ飛ばしてみて~、と妄想に入る俺でした。窃盗団の彼らが車を暗号名で呼び、メンフィスがGT500をなだめるシーンの感覚はなんとなく分かります。車の綺麗なラインを見ていると頬擦りしたくなる瞬間があるもの。最初にキップが盗み出すPorsche 996なんかがその類ですね。そうそう、そのポルシェを盗んだ後で信号で止まったときに横に並ぶ女を乗せた車は、あんまりはっきり見えませんでしたがおそらくアメリカ仕様のCIVICクーペだと思います。
盗難リストの車を調べている方がおられました。トヨタのランドクルーザーとスープラもリストに入っているじゃないですか。

先日、警察庁が2003年中に1000台以上が盗まれた車種について自動車盗難率のランキング?を発表していました。それによると1位がTOYOTAアリスト、2位がTOYOTAランドクルーザー、3位がTOYOTAセルシオでした。ほとんど盗難されて海外に運ばれてしまうのでしょうね、全部レクサスですものね。その他にも海外で人気のインテグラやスカイラインも入ってます。しかし7位にはキャンター、9位にはエルフなんかもはいっている。

この映画の本当のテーマは車泥棒の鮮やかなお手並みではなくて、兄弟愛だったりします。あのキャッスルベックとかいう刑事の存在だけが謎ですがね~。普通許すか?あれだけド派手な事やって・・・。

[GONE IN 60 SECONDS] アメリカ 2000

フォーン・ブース

マンハッタンを携帯片手に颯爽と歩く、派手なスーツを着たパブリシスト、スチュ(スチュワート)。現在マンハッタンでは携帯電話が主流で電話BOXを使うのは旅行者や移民者程度、その旅行者達を狙った犯罪抑止の為もあって公衆電話が次々と取り壊されている。その中でも明日には取り壊される予定の最後の電話BOXの利用者が彼だった。今まで通話していた携帯電話を切って結婚指輪をはずした彼は、わざわざ"その"電話BOXに入り携帯電話を使わずに、妻ではなくクライアントである浮気相手の新人女優に電話をかけた。話が終わり電話BOXを出たときに突然その公衆電話のベルが鳴り出した。スチュはとっさに受話器を取ったのだが、何故か相手はスチュの名前を知っている。知らない相手からの突然の公衆電話への電話に戸惑うスチュ。しかしその戸惑いは混乱へ、やがては恐怖へと変わっていく・・・。

えーっと、とりあえず、動きのない映画が嫌いな人には退屈かも知れません。俺はこの手の映画は好みなので、最初から最後まで緊張感を持ちながら観る事ができました。映像特典を観ているとこの映画の撮影期間は10日間だったそうで・・・、すごい。低予算でも、人を殺しまくらなくても観客をドキドキハラハラさせることは出来るという良いお手本ですね。ライフルの照準のレーザーが当たった時に出来る赤いポイントが"ちゃちぃ"のですが、それ以外は上手く出来てます。俺は彼女のご機嫌を治す為に、真夏の夜に色んな汗かきながら公衆電話から長電話してた頃を思い出しました。電話BOXって四方八方ガラス張りなのに、逆になんとも言えん閉塞感がありますよね。もし電話BOXで彼と同じ目に会ったのなら、その前に浮気は・・・、しないほうが良いという事ですね。

登場人物はスチュ役がColin Farrell、彼はTom Cruiseの『Mignority Report』ではトムを追いかける元同僚役でした。現場に駆けつけた警部にForest Whitaker、彼は『THE CRYING GAME』やJodie Fosterの『PANIC ROOM』などに出ているイイ役者さんです。妻役にRadha Mitchell、この人は良く知らないがオーストラリア出身らしい。スチュがお熱な新人女優にKatie Holmes、この子はよく知ってます。アメリカのテレビドラマ『DAWSON’S CREEK』で有名ですね。最近テレビで観た『THE ICE STORM』というAng Lee監督の映画にも出てました。そしてあとひとり、ほぼ声だけの出演で最後にちらっと姿を現す犯人の彼は・・・。ちなみにこの映画は誰が出ているか全く知らなかったのですが、俺は途中で気が付きました、"彼"の声に。ちょっとハスキーなおじさんの低音の声。"The following takes place Between 1:00 A.M. and 2:00 A.M."の彼です。なんと昨日から俺は合計10時間近く彼の声を聞いているのでした。

[PHONE BOOTH] 2002 アメリカ

アドレナリンドライブ

レンタカー屋で働いていた鈴木悟は、車を運転中に助手席の上司がふざけて悟の目を塞いだ瞬間、高級車ジャガーに追突してしまう。追突されたジャガーに乗っていたのは黒岩というヤクザだった。悟は組事務所まで連れて行かれ手の親指の骨を折られるが・・・その瞬間、給湯室のコンロからのガス漏れに引火して突然組事務所が”ガス爆発”。組員は重症の黒岩を残して全員死亡。ひょんなことから現場に居合わせた看護婦佐藤静子と鈴木悟は一緒に組事務所にあった裏金2億円を盗んで逃げることになった。しかし、黒岩は金を取り戻そうとチンピラたちに鈴木悟を捜させる。平凡な二人の前に突然舞い込んだ大金、果たして幸せへの第一歩なのかそれとも・・・。

この映画、ずいぶんと前に一度見たことがあるんですが、また見ちゃいました。主人公の冴えない眼鏡看護婦役に石田ひかり、同じく冴えないレンタカー屋従業員に安藤政信。この二人の劇中の名前も本当に平凡な名前、鈴木と佐藤。ホントどこにでもいそうな二人が今までに見たこともないような大金を前にして、はしゃぎまわるシーンが、逆にこういう非日常的な展開の場合は現実味があるのかも知れません。ホテルのスイートのふわふわのベッドにドーンっと飛び乗るシーンとか。何せ2億ですよ、2億。石田ひかりは最初っから最後までナース服を含め短めの丈のワーピースです。走るのもミニのワンピース、転ぶのもミニのワンピース、格闘するのもミニのワーピース、おまけにナース服で水浴びしちゃう。頑張っとるなぁ。香港映画ではビキニ着て船上のジャグジーの中でそれを脱いでいって素っ裸になるってシーンもあったものねぇ。もちろん演出ですけどね。
逃げる二人はチンピラ達に追い掛け回されるんですが、このかなり間抜けなチンピラ達をジョビジョバが好き勝手やってます。なかでもラーメン屋のシーンが面白かった。
黒岩役の松重豊と看護婦長役の角替和枝のコンビも絶妙です。松重豊も角替和枝もお気に入りの俳優さんなんですが、この二人が絡むと一人のとき以上に魅せてくれます。

監督・脚本は「ウォーターボーイズ」の矢口史靖です。全体的にみたストーリーはラストシーンも含めて極々平凡ですが、ところどころに入る微妙なテンポの面白さは「ウォーターボーイズ」に似たところがありますね。「真夏の出来事」っていう昭和の名曲?が追われる二人がほんの一瞬味わう、なんともいえない"のんびり"とした、それでいて何かしら期待感のある雰囲気作りに貢献していました。

1999 日本