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クルーエル・インテンションズ ~残酷な企て

cruel_intentions01.jpgマンハッタンの豪邸にすむ血縁関係のない姉弟。姉キャサリンは表向きは名門進学校の生徒会長でブロンドの超美人なのだが、彼女の首にぶら下がっている十字架の中身はコカイン。弟セバスチャンは同じ進学校で名の知れたプレイボーイで、今までに征服してきた女の子の記録を革表紙の日記帳に記録している。二人は肉体関係はないもののお互いを挑発しあっている。

この二人が夏休みに”賭け”をする。二人の目的とすることは・・・姉は自分を振ってセシルと言う女の子に鞍替えした男への復習としてセバスチャンに彼女の処女を奪わせること。弟は結婚まで純潔を守ると雑誌のインタビューで堅く誓っているアネットをおとす事。アネットの父は新学期から進学校の校長となる人である。
二人の賭けは、セバスチャンがアネットをおとすことができれば、セバスチャンが密かに惹かれている姉キャサリンとの肉体関係をもつ事が出来(どこに入れてもいいらしい!?)、そしてアネットをおとせなければキャサリンはセバスチャンの大事にする56年型ジャガーを貰う事。
しかし二人の賭けの結末は意外なものだった。

『危険な関係』の4度目の映画化で今度は主人公達の年齢を高校生にまで落としています。雰囲気はエロい大人たちが若いカワイイ、カッコイイ人気俳優を使って作ったエロ映画になってしまっています。俳優さんたちはそれぞれみずみずしい演技をしていて良いんですが、なんか全体的に気に入りません。彼女達が着る服装なんかがあまりにも両極端過ぎて・・・。

アメリカテレビドラマ『Buffy the Vampire Slayer』シリーズで大人気のSarah Michelle Gellarが若い悪女を演じています。彼女は『I Know What You Did Last Summer(ラストサマー)』や『Scream 2(スクリーム2)』に出演し、絶叫していましたよね。そしてその弟役を演じているのが、これまた『I Know What You Did Last Summer』のRyan Phillippe。そして、賭けに利用されるブロンドのちょっと豊満な美女アネットを演じているのがReese Witherspoon、もうひとりいいように利用される女の子セシルにSelma Blair。この二人の女優さんは最近では『Legally Blonde(キューティ・ブロンド)』で再共演してます。

CRUEL INTENTIONS』 1999 アメリカ

アナザヘヴン

アパートで殺人事件が起こり、駆けつけた警官達はおぞましい死体を発見する。死体からは脳ミソが抜かれていた。キッチンでは料理をした痕跡があり、捜査員が調理鍋を掬ってみると、脳ミソが出てきた。現場の警察官達は揃って吐き気をもよおす。その後も連続的にこの猟奇殺人が続くのだが、担当した刑事の身の回りに犯人の気配が近づいてくる・・・。いったい犯人は何者なのか?

『NIGIHT HEAD』の飯田譲治が監督し、江口洋介が主演。市川実和子が江口の恋人?役で出演していますが、妙に存在感があります。
加えていつも綺麗な松雪さんが体をのっとられる女医さんを演じてます。検死医の部屋で彼女が大暴れするシーンは普通に怖い演技のはずが、彼女のグレイのコート姿がやたらと可愛くて、さらに怖さが増すという変な状況になってます。
エロで怖い役どころの岡元夕紀子さんが大暴れしたときに彼女の足首が折れるシーンがあって、思わず『ウワッ、痛~っ』て思ったのは俺だけじゃないはず!?あ~、また思い出した、それぐらい痛さが伝わってきます、あの状況では役柄の本人は痛くないんでしょうがね。

原作は読んでないのでわかりませんが、それなりに面白いお話だと思います。ただ、ラスト付近の”犯人”がどのように体を乗っ取るのかが分かるシーンが、もう少し最初から匂わされていればもう少しストーリーに緊張感が出たんじゃないんだろうかと思う。確かに伏線を張ったつもりのような、それらしいシーンはありますがね・・・。最初から最後まで画面に緊張感がないというかなんというか、謎めいたLUNA SEAのテーマ曲で強引にひっぱったような気がします。

それともうひとつだけ気になったのが、本編中に使われている車。HONADAのCIVICばっかりじゃない?

[アナザヘヴン] 2000 日本

セイヴィア

パリでイスラム原理主義者の過激派の爆弾テロによって妻子を奪われた男は、イスラム教寺院を襲撃してモスリム人を大勢殺害してしまう。その後、彼はセルビアの傭兵としてボスニア・ヘルツェゴビナの戦場にいた。彼は相棒と共に捕虜交換でセルビアに戻ってきた敵国でレイプされ身篭った妊婦を家まで送り届ける事になる。しかし相棒によって「この裏切り者が!!」と半殺しにあっている彼女を見て、彼は相棒を撃ち殺してしまう。そして彼女の家まで送り届けるのだが、家族からまでも「敵国の血が入った子供とは生活できない!!」と追い出されてしまう。仕方なく戦禍のなかを彷徨うふたりであったが・・・。

この映画政治色が濃いというか、人種偏見が凄いというか・・・。冒頭から???の連続でした。ユーゴスラビア出身のピーター・アントニエヴィッチという人が監督だからなんでしょうが、要するにイスラム教徒が全員悪役なんですね~。戦禍の悲惨な状況は画面からなんとなくは見えてくるんですが、とにかく話が滅茶苦茶です。
Dennis Quaidが主演で、冒頭であっけなく死んじゃう妻にはNastassja Kinski、相変わらず美人ですね~。これをテレビで見ているとき裏番組で宇宙人メイクのLouis Gossett Jr.と共演した『Enemy Mine(第5惑星)』をやってて、そちらもDennis Quaidが主演なんです。年取って太ったなと思ってしまいました。

[Savior] 1998 アメリカ

第5惑星

2085年、人類はドラコン星人と戦争中だった。地球人であるダビッジとドラコン星人ジェリバが共に撃墜され惑星フィラインに不時着する。ダビッジは爬虫類のような容姿のドラコン星人を捕らえようとするが、逆に捕まってしまう。しかし、フィラインは隕石がひっきりなしに降って来る危険な惑星だったために、二人はどちらかの救援が来るまで協力して生活するようになる。お互いの言葉も覚え始めた頃、ダビッジは助けを求めるために惑星を探検し始めた。そしてそこで見たものは採掘者達が採掘作業の為にドラコン星人を酷使した痕跡だった・・・。

Dennis Quaidが地球人で、Louis Gossett Jr.が本人と分からないほど特殊メイクを施されてドラコン星人役。しかし独特の歩き方で彼って分かるんだよね、これがまた。

[Enemy Mine] 1985 アメリカ

インデペンデンス・デイ

突如地球上に現れた巨大な宇宙船。それらは世界各国の主要都市の上空に止まった。天才的な才能を持ちながら、何故かケーブルテレビ局で修理技師として働くデイビッドは重大な事に気づく。宇宙船が地球の裏側にいる宇宙船と交信するために、人類が打ち上げた衛星を利用していて、しかもその電波には一定の法則があることに気づき、それが彼らの攻撃へのカウントダウンであることを知る。

この映画は映画館で見たのかビデオで見たのか思い出せない。それほど何回も見ているわけで・・・。これ始めてみた時は矢追純一さんのおかげで、途中捕虜にされた宇宙人を引っ張っていく場面で、もしや”エリア51″に行くつもりか?とか、他にもロズウェルやら聞いたことある単語が出てきました。日本の自衛隊らしき機関も一瞬出てくるのですが、雰囲気が太平洋戦争当時の日本軍です。もうちょっとなんとかならんかったもんなんでしょうか?

俳優陣はアメリカ空軍パイロット役にWill Smith、アメリカ大統領役にBill Pullman、ファーストレディ役は『Dances with Wolves』で”Stands With A Fist”を演じたMary McDonnell、デイビッド役にJeff Goldblum、彼の別れた妻で大統領補佐官役のMargaret Colin。Dennis Quaidの兄弟のRandy Quaidが、世界を宇宙人から救った酔っ払いヒーローRussell Casseを演じてますね。そして『Star Trek Next Generation』シリーズでDataを演じていたBrent Spinerが、イカれた科学者を演じています。その他見覚えのある顔が多数。

ひとつ気になるのがラストシーン、宇宙船が墜落して炎上しているシーンでハッピーエンドですが、普通それでは終わりませんよね。うじゃうじゃタコ野郎が出てくる気がして夜も眠れません。

[Independence Day (ID4)] 1996 アメリカ