カテゴリー : MOVIE

シェフと素顔と、おいしい時間

ストライキの影響と悪天候でごった返すシャルル・ド・ゴール空港。そんな中、偶然出会う男と女。男性は元シェフで現在はアメリカで冷凍食品会社を経営していて、元恋人のおじいさんの葬式に向かう途中。女性は一流のメークアップアーティストで外側は美しいのだが、暴力的な恋人から何故か離れられない、そこで一大決心して遠ざかろうとアカプルコへ向かうところ。ところが彼女はトイレで携帯電話を流してしまい、彼に携帯電話を借りる。その後も彼女が彼の発作に居合わせ介抱したり、彼が携帯電話にかかってきた彼女宛の電話内容を彼女に伝えようとすると追いかけてきた恋人と出くわして”ひと悶着”あったりと、何故か一緒になる二人。彼がファーストクラスの乗客の為に用意された待機用のヒルトンホテルに彼女を誘い、そこから始まるお洒落な会話の嵐。今まで異性関係に恵まれたことのなかった彼らは・・・。
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深紅の愛 DEEP CRIMSON

看護士であるコラルは2人の子供を持つ母親で、容姿は決して美しいとはいえず、太りに太った女性で現在独身。ある日文通募集の欄で自分の好きなフランスの俳優シャルル・ボワイエに似ているというスペイン人のニコラスという男性を見つけ、彼と文通することにした。
ある日、彼が彼女の家を訪れる事になるのだが、初めて彼は彼女に子供が居ることを知り、あまり深入りしないようにする。何故かというと彼は結婚詐欺師であり、手っ取り早く仕事を済ませたかったからである。しかし、彼女は子供を養子に出し、彼の元へ転がり込む。そこで彼女が見たものは、彼が前の奥さんを殺害した証拠と、彼の次の獲物となる数々の文通相手の女性からからの手紙だった。ところが・・・。

これは1940年代にアメリカで実際起こった事件(The Lonely Hearts Killers)を元にした1970年のアメリカ映画『ハネムーン・キラーズ』のリメイクという形になるのだろうか?要するにカップルで結婚詐欺を次から次に実行し、文通相手の女性の前でコラルはニコラスの妹役を演じるのだが、ニコラスと女性の関係を目の当りにして嫉妬心も手伝い、最後には相手の女性を殺害してしまうというお話。
俺はこの映画は知らなかったのだが、過去にNTVのバラエティー番組『ザ!世界仰天ニュース』でこの事件を再現していたのを見て、なんちゅうカップルじゃい!と思っていたんだが、映画を見終えてもやっぱりなんちゅう事すんねん!て感じがして、気分が重くなりました。
両者共に身体的な強いコンプレックスを持っており、だからこそ分かり合える一種異様な愛の形なんでしょうが、俺には両者の気持ちがイマイチ分からん。人間誰しも身体的なコンプレックスは持っているわけで、そんなもんどうしたって改善できるものじゃないのに、それをひとつの理由にして殺人はイカンだろ。深い愛ゆえの狂気なんでしょうが、やられた方はたまりませんよね。

[Profundo carmesí] 1996 フランス メキシコ

ディープインパクト

地球に巨大彗星が衝突する。名前はそれを偶然発見した少年ビーダーマンの名前とそれを知らせようと焦るあまり交通事故で死亡した天文博士ウルフの名前をとって、『ウルフ・ビーダーマン』。アメリカ政府が隠していた『E・L・E』を女性の名前と勘違いした事から、彗星衝突を偶然に知る事になった女性レポーターとそれを取り巻く人々。少年ビーダーマンと仲の良い彼女、そして彗星破壊のミッションに向かう宇宙飛行士達。果たして地球の運命は・・・。

こんな映画を科学的にあーだこーだと本気になって酷評する人たちが、世間には数多く居るような気がしますが、そんなもん愚の骨張。再現フィルムではなく所詮映画です。この映画は当時の最新映像技術を借りて描き出した人間ドラマでしょ、どう観ても。
というわけで、話に関係なく俺はRobert Duvallがお気に入りの俳優さんなので、何回見ても気持ちよく観れます。『ロード・オブ・ザ・リング』のElijah Woodがビーダーマン少年、その彼女がLeelee Sobieski、この子なんとなくですがHelen Huntに似てませんか?そしてアメリカ大統領にMorgan Freeman、シルクの柔らかいシャツをいつも着ているブロンドの女性レポーター役に『ジュラシックパークIII』のTea Leoni←彼女はスピルバーグが気に入りそうな感じの女優さんですね。

ちなみにNASAでは『ディープ・インパクト計画』なるものがあるらしい。
参考リンク
国立天文台・天文ニュース(273)
国立天文台・天文ニュース(697)
↑ここの記事のアーカイブって2001年になるまで各記事のファイルに拡張子ついてない?

さてこの映画『アルマゲドン』と同時期に公開され何かと比べられていましたが、みなさんはどちらがお好きでしょうか?

[DEEP IMPACT] 1998 アメリカ

地獄のかけひき

イギリス諜報部とICSという組織が対峙しているなか、イギリス諜報部員のヘンドリクスがICSと通じているのだが、その事自体はイギリス諜報部は把握していて、逆にそれを利用して嘘の情報とバラしてもかまわない情報を混ぜて漏らし、相手側を撹乱していた。ところがその事を知った諜報部員アルバートがヘンドリクスをゆするようになったところで話はややこしくなる。
定職に付かないでその日暮らしをしていた男オートリーが、たまたま知り合って自分のソファーを売り渡した男が実はアルバートだった。その後アルバートは殺され、酔っ払って寝る場所がなく彼の家にたまたま泊まっていたオートリー自身までもがスパイ容疑を掛けられ、事件に巻き込まれていく。何がなんだか分からないうちにスパイ合戦の真っ只中に放り込まれた彼の運命は・・・。
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SF/ボディ・スナッチャー

公衆衛生局に勤めるマシューの身の回りで突如異変が起こり始める。彼の友人エリザベスと同棲中の恋人が、ある日から人が変わってしまったかのようになってしまった。不審に思った彼女が恋人の後をつけてみると、街中で見知らぬ人たちと次から次へとコソコソ密会していた。マシューはエリザベスを友人で精神科医のデイビットにあわせるが、デイビットは幻覚ではないかと決め付けてしまう。その後マシューの友人ジャックが経営するマッサージ風呂屋で人間の形をした奇妙な物体が発見され・・・。

地球外から来た植物によって、人間がいつの間にか複製され、本人の命を奪い、すりかわっていく。まさにSFなんですが、ストーリー展開にいまいち説得力がない気がします。港にたどり着いた主人公が『船だ、船で助かる。』みたいなセリフを言うのですが、助かるわけないだろっ!!って子供の頃でも思ったものなぁ。似たような地球侵略ものの『ゼイリブ』のほうが、低予算っぽくかなり強引ですが分かりやすくて良かったです。
始めて見た当時は、人面犬が夢に出てくる程怖かったんですよね~。しかし今見てみると、効果音のせいもあってお茶目なお遊び映像に思えました。
残念だなぁと思うのは、全編を通して効果音が邪魔なほど凄まじく聞こえました。効果なんでしょうけど、馴染めなかった。

キャストが実は豪華なんですよ。主人公マシュー役はDonald Sutherland、ジャック役には『FLY』や『Independence Day』のJeff Goldblum、デイビッド役は『Star Trek』シリーズでMr,スポックを長年演じていたLeonard Nimoy(IMDbの彼の写真が正にバルカン星人スポックです。)がやってます。彼は最近声優の仕事が多いようですね、恐らくバルカンのイメージが強すぎるのでしょう。

[Invasion of the Body Snatchers] 1978 アメリカ