カテゴリー : MOVIE

グリム・ブラザーズ スノーホワイト

父親と母親が馬車の事故に遭い、母親のお腹の中にいたリリーは父の手で帝王切開により母親の命と引き替えに取り上げられた。数年後、世継が欲しかった父親が再婚して継母がやって来るのだが、彼女はどかかしら不気味な空気を漂わせ、なかなかなつく事のないリリーに苛立ちながらも、お腹に赤ちゃんを授かる。しかしながら悲しい事に死産だった。それにたいして生き生きとした若さで青年医師との恋に落ちるリリーに対して嫉妬を通り越して怨みを抱いた継母は・・・。

日本でも数年前にブームになった、グリム兄弟が描いた物語は本当はとっても恐い話なんだよっていうのを映画にしちゃいました。いまいち意味が分からんです。グリム童話としての白雪姫のほうが分かりやすくてやっぱりいいです。Sam NeillもSigourney Weaverもなんだか無理してる感が漂ってます。最後燃えちゃうんですもん。リリー役のMonica Keenaは最近では『ジェイソンvsフレディー』で叫ぶ少女役やってます。ドラマ『ドーソンズクリーク』の方が有名なのかな。背は高くないんだけれど、体のパーツが大きなロリ的なセクシーさんです。

[Snow White: A Tale of Terror] 1997 アメリカ

初恋のきた道

TheRoadHome中国北部の華北、自然が美しい小さな村に町から20歳の青年師範がやってきた。18歳の少女チャオは彼に一目惚れする。なんとかしてその想いを彼に伝えたい彼女だが、今まで村では自由恋愛は存在しなかった。彼女は教室から聞こえる彼の声を聞く為に、毎日わざわざ家から遠い学校の近くの井戸まで水を汲みに行ったり、交代で回ってくる食事当番の時には、彼の為に朝早くから食事を作ったりした。そして、彼にようやく想いが伝わるかというところで、『文革』の影響で彼が町へ連れ戻される。果たして彼女たちの運命は・・・。

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猟奇的な彼女

my sassy girl地下鉄のホームで酔っ払いの女性が電車と接触しそうになっているところを偶然通りかかった大学生キョヌが助ける。彼女はベロンベロンに酔っ払っていて、電車の中では客の頭にゲロを吐き、キョヌの方に向かって『ダーリン』と言いながらぶっ倒れる。周りの目もあり放っておくことも出来ないキョヌは、介抱するハメに。ところが彼女を連れ込んだホテルで警官に逮捕される。次の日、彼女に呼び出されたキョヌは彼女の”猟奇的”な行動にびっくり。喫茶店で注文するのはコーヒーだけ、それ以外はダメ。気に食わないとすぐひっぱたく。他人のする些細なことが許せない。口癖は”ぶっ殺されたい?”。その他色々。しかしそんな彼女の行動には理由があることに気づくキョヌ。

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ウェルカム・トゥ・コリンウッド

アメリカ、クリーブランドのコソ泥が刑務所で出会った終身刑の男から儲け話を聞き入れ、彼は妻にそのことを伝え、自分の身代わりを探してくれるように頼む。しかし妻が身代わりを探す過程で儲け話は5人の男たちに知れてしまう。彼女らは刑務所にいる夫を出し抜き仲間と共に自分達がそれを実行しようとするんだが、頑張れば頑張るほどドジを踏む彼女ら・・・。計画の実行当夜になっても相変わらずのドジぶりを発揮し・・・。

TSUTAYAでついでに借りたんだが、コレが一番面白かった。パッケージを見ていてなんかクセのある顔ばっかりだなぁと思っていたら、登場人物たちは普段メインを張るほどでもないんだが、映画が好きな人ならどこかで見たことあるなぁという顔ばかり。それに加え正反対の映画『オーシャンズ11』を豪華スター勢ぞろいで撮っていたSteven Soderberghとゲスト出演のGeorge Clooneyが製作者です。
なんといっても彼ら出演陣がそれぞれの個性を爆発させているところが見所でしょう。最初のカットでまず吹き出してしまった。そして後半のヤマ場での笑いのセンスが俺はとっても気に入りました。はしごのシーン辺りが一番面白かったなぁ、次はああなるんちゃうん、そんなことしても大丈夫なん?と思ってみているとズバリそのとおり、しかし想像していた以上に笑わせてくれました。笑いを求めている方にお勧めです。いやぁ、俺は気持ちよく笑わせてもらいました。
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二重スパイ

北朝鮮から亡命したイム・ビョンホは韓国での厳しい取調べの後、対北朝鮮のスパイ訓練官を経て国家安全企画部に配属される。しかし彼は北朝鮮の工作員だった。韓国で指令を待つ彼にラジオ放送の暗号を通じてはじめての指令が下った。それはラジオ局のDJのユン・スミに会うこと。北朝鮮からの指令に従い任務を遂行する彼らは表向きは恋人として振舞うのだが、そのうちユン・スミはイム・ビョンホに特別な感情を抱くようになり・・・。

冒頭のベルリンでのシーン、イム・ビョンホ役のハン・ソッキュが偽装亡命するシーンはかなりのスリル感があって画面に引き込まれました。在韓スパイのユン・スミ役のコ・ソヨンもくせのある美人ですね。時代背景が1980年代なので画面からは彼女の髪型や衣装なんかに古臭さが感じられますが、それだけうまく作ってあるということなんでしょうね。しかしストーリーがイマイチ浅いような気がします。まぁそれでも最近の耐え難い日本映画の中途半端さよりはマシです。

ハン・ソッキュが演じる北朝鮮の工作員は表向きの柔らかな印象とはかけ離れた内面を持っているところまでは、彼の演技力も加わって素晴らしいのですが、後半でユン・スミの存在によって変わっていく彼の行動がなんとなく中途半端なような気がして惜しいなぁと思います。特に彼らが北朝鮮と韓国の両国から追われる立場になった辺りの映像はテンポが良くてイイんですが、彼の心理の移り変わりが理解できませんでした。
それにしてもラストシーンは絶対に失敗だね。あの終わり方はいくらなんでもおかしいよ。先に書いたとおり彼の行動が中途半端なために、悲しいシーンのはずがそれほど俺には悲しさが伝わってこなかった。

そんなことはさておき韓国政府による学生運動家へのスパイ容疑のでっち上げや、スパイに対する拷問、脱北者への待遇、または北朝鮮による拉致など、遠からず現実に起こってる事件になぞらえてみるとリアル感が増します。大韓航空機爆破事件の金賢姫(キム・ヒョンヒ)も大統領による恩赦を受け、国家安全企画部に所属しているんですよね、確か。