目撃

クリント・イーストウッドが製作・監督・主演までもやっている本作。彼は本作ではいつも完璧な仕事をこなす窃盗犯ルーサーの役を演じています。そのルーサーがある日たまたま忍び込んだ家でマジックミラーの裏側から、なんと大統領(ジーン・ハックマン)が愛人を殺害する現場とさらに補佐官とシークレットサービスが行う揉み消し工作まで一部始終を目撃してしまい、あら大変。

ということでシークレットサービスから追われることになる彼。最初は逃げることしか考えてなかった彼ですが、大統領がテレビ演説で抜けぬけと殺害した女の夫である旧友を慰めているシーンを見て、 怒り爆発。おまけに妻の死後、疎遠になってはいるものの実際は影から溺愛していた娘がシークレットサービスに狙われ、さらにルーサーは許せない怒りを大統領に抱くようになる。

シークレットサービスの一人には「羊たちの沈黙」のスコット・グレン、ルーサーを単独で追う刑事には「ライトスタッフ」のエド・ハリスが扮している。イーストウッドが娘と距離のある寂しく不器用な父親役にはまってるなぁとおもいながら見てました。あとジーン・ハックマン、彼は俺のなかでは善良なおっちゃん役よりも、こういう汚れ役が最も似合う役者さんだと思います。

[Absolute Power] アメリカ 1997

恋は嵐のように

Ben Affleck演じるベンは結婚式を間近に控え、婚約者ブリジットMaura Tierneyの実家で開かれるパーティに参加する為、飛行機に乗ったのだが、これが滑走路で事故を起こし、たまたま隣にいたサラSandra Bullockを介抱することになる。

そして二人であやしい旅をするはめになるんですが、途中警察に捕まったり、ハリケーンの嵐に巻き込まれたり、最後には二人してバーで眠っているところを、結婚式の介添え人に見つかってしまったりと忙しい二人です。一方、ブリジットのほうも元カレと怪しい雰囲気に・・・。

全編とおして「スピード」のSandra Bullockがとてもセクシーです。 Ben Affleckの私生活での結婚はどうなるんでしょう?

[Forces of Nature] アメリカ 1999

あなたに逢えるその日まで

グウェン(Jeanne Tripplehorn)とニック(Dylan McDermott)は小さい頃同じ学校に通っていたが、お互いの中は廊下ですれ違う程度だった。

と、ここからこのストーリーは始まり、グウェンとニックはそれぞれ雰囲気の違う家庭で育ちはしていたが、当時流行っていたテレビ番組の「ハッピーファミリー」を見て育っていた。それから数年後、ニックは建築デザイナーとして “ラ・フォーテュナ”というアパートの立替の仕事を任されることになる。というよりもそのアパートの今のオーナーのが、子供の頃に見ていた「ハッピーファミリー」の子役フランチェスカ(Sarah Jessica Parker)だったから。しかしニックは「ハッピーファミリー」のことは知らないふりをし、表向きは彼女を一人の普通の女性として扱う。フランチェスカは今までの男たちとは違い一人の女性として扱ってくれるニックに好意を持つようになり二人は付き合う事になる。

で、グウェンはというと、そのフランチェスカに雇われた愛煙家のゴーストライター。グウェンは愛し合う両親やおばあさんのピアノにまつわる情熱的なラブストーリーを聞き、いつか素敵な出会いがやってくる信じていたが、ある日父親から母親に対する愛情がない事を聞き、そもそも二人の仲は母親の誤解から始まったことを知り、愕然とし実家を出てフランチェスカの自叙伝を書くために訪れ、何故か気に入った”ラ・フォーテュナ”に住むことになる。

ニックは”ラ・フォーテュナ”を実際訪れ自分の尊敬する建築家が設計した建物であることを知り、その美しさや暖かさに次第に惹かれるようになっていく。結局フランチェスカはニックの本心を知ってしまい去っていく。

最後に偶然参加することになった禁煙の会Nicotine Anonymousでニックとグウェンは初めて対面し自己紹介をし、グウェンはニックのラストネームを聞いてこの人が運命の人だと悟る。

ニック役のDylan McDermottはアメリカのTVドラマ「プラクティス」に出演していますね。「プラクティス」の役のまま「アリー・マイ・ラブ」にも出演しています。これは製作者が同じで片方は刑事事件専門、片方は民事事件専門の弁護士事務所を扱ったドラマで同時期に放映されていて同じ事件を扱い、逆に「プラクティス」にアリーが出てたりもします。おもしろいですね。

['Til There Was You] アメリカ 1997

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2

日本でも大ヒット?を放った一作目に続き、ジョイ・ウォン レスリー・チャン出演の二作目。

ジョイ・ウォンの美しさは変わらないのだけれど、何かしらB級恋愛コメディー映画っぽくなってるような気がします。そこがこの映画の良いところなんかなぁ。あいかわらず、皆さん初めから終わりまで元気に飛びまくってます。見終わった後、劇中に出てくる僧侶(妖怪)の唱える経のメロディーがやたらと耳につきます。一作目が好きだった俺、やっぱり見なかったほうがよかったかなぁ。

[倩女幽魂Ⅱ之人間道] 台湾 1997

愛の嵐

元ナチスの親衛隊員の男マックス(Dirk Bogarde)とユダヤ人のルチア(Charlotte Rampling)との歪んだ愛の物語。戦後偶然再会した二人が激しい”愛”に溺れる。とにかくぼかしの多い映画です。でも最後は悲劇的な終わり方をするんですよね、これがまた。

この映画最初に見たときは確か高校生の時だったかな、単にポスターに引かれて見たような覚えがあります。日本で初公開された当時はあまりにも激しいSEX描写の為、カットされた部分がたくさんあったらしく、最初に見た時は確かそんな感じでした。私が大学当時、ノーカット版が出ていたのを覚えています。

[The Night Porter] イタリア 1973